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  ●▲■<酒つくり体験、新潟、京都、大阪>
ご紹介アイテム●1▲「お酒の、キャップは、きた産業」
  ご紹介アイテム●2▲「一升びんの替栓のPETスポット箔」
  ご紹介アイテム●3▲セクシーなカーブ「ドレスII 180mlびん」
  ご紹介アイテム●4▲ピンクも登場「一升びんのバリエーション」
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清酒、焼酎、泡盛、ワイン、ビール、リキュール、などなど、
  お酒産業の皆さんとの取引が当社の生業(なりわい)です。
  業界に長いと、お客様と話すときにも、ついつい、
  「酒づくり」を多少知ったような口を聞いてしまいます(反省)。
生来「酒好き(飲むこと好き)」ですが、
  「酒知識好き」でもあり本棚には酒関連書籍がずいぶんあります。
  が、実際の酒つくりをしたことがない。
やってみよう、と思い立ったのが1年前。今回はその体験記。
  ●▲■ アーカイブ資料<酒つくり体験、新潟、京都、大阪> ●▲■ 
  http://www.kitasangyo.com/Archive/Data/experience.htm
●▲■ 新潟で清酒つくり体験
ストップウォッチを見ながらの杜氏さんの号令で、
  私を含めた5人が5つのザルにむかって一斉に洗米。
  お米は精米歩合38%の大吟醸用。緊張する。
  ゴム手袋をしていても手の切れるような冷水。
  わずか数十秒間だが黙々と、おおげさでなく全霊を集中して米を洗う。
浸漬から引き上げるタイミングも5人が1秒の差もない。
  水切り後測定した重量(吸水度)はほぼ目標値どおり。
  「吟醸は洗米前の27%増」(岩波新書「日本酒」秋山裕一著)は、
  こうまでやって管理するのか、と感銘。
麹室にて吟醸用の製麹を見せてもらう。
  切り返しは昔ながらの手作業だが、温度や重量はデジタル測定。
  目標温度が0.1℃単位の設定なのに驚いたが、
  手作業でその目標温度ジャストに収めるのはさらに驚き。
夕方、杜氏さんが「明日朝の麹温度はxx.x℃ねらい」という。
  驚くべし、翌朝の温度は杜氏さんの言った数字とわずか0.1℃差!
清酒つくりはこんなにシビアか、と感銘。
  ●▲■ 京都でワインつくり体験
朝一からシャルドネの収穫作業。
  ワインメーカー(兼ヴィンヤードマネジャ)さんの手入れの賜で、
  ぶどうの葉や粒の状態は非常によい。
以前、「ぶどう摘みはホントに楽しいよー」と、
  収穫手伝いが毎年恒例という人から吹き込まれたことがあって
  気軽に考えていたのだが、実際はこれほど「きつい」とは。
  腰痛と疲労でとても長くは続けられない。
ほかの人がどんどん進んで行くのに私は遅々として進まぬ。
  昼までにこの畑を終えねばならないのに、あせる。
それでも結局、私が遅い分は皆さんがカバーしてくれて収穫終了、
  昼過ぎには収穫したぶどうの重さを量ってバルーン式搾り機にかける。
  除梗も破砕もせずに房のまま(whole bunch)で搾るので、
  ほとばしる勢いではなく、じわりと湧くように染み出るシャルドネ。
果汁はヴィニフェラ独特の香り、糖度も満足のいく数字、感激。
搾られた果汁を見つめていると
  「(清酒やビールと違って)ワインは水をまったく加えない、
  ぶどう果汁だけの酒なんだ」、
  という当たり前のことを改めて思い知らされる。
ワインは大地と太陽の賜物なのだ、と体感。
  ●▲■ 大阪でビールつくり体験
「ヴァイツェン(小麦)ビールの仕込みは温度管理がポイント」で、
  一般的には「マッシュ(麦芽を湯に投入したもの)を
  一旦50℃前後に保って蛋白質を分解した後、
  糖化に適した65℃程度まで昇温させる」(耳学問ですが)
この地ビール醸造所の釜はその温度制御ができる構成になっていない、
  にもかかわらずブルワーさんらが考えた手順で、
  ヴァイツェン仕込みに初挑戦、というのを見せてもらった。
具体的には、まず50℃強になるよう麦汁ろ過槽でマッシュをつくる。
  しばし休止の後マッシュをかき混ぜながら、
  ろ過槽の底から熱い湯を足して全体を糖化温度まで上げる。
変則的方法ゆえか、目標温度には若干届かなかった。
  しかし、初挑戦としては上々の出来だということは、
  醸造所内に広がる独特の甘い香りでわかる。
その後の工程も順調で、小麦の風味が香ばしい淡い色の麦汁が完成。
仕込み体験というより現場見学に近いものだったが、
  約9時間の体験を通して、
  ブルワーさんのビールに込める情熱を実感。
  お世話になった清酒メーカー、ワイナリー、そして
  地ビール醸造所の皆さん、本当にありがとうございました。
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当社は資材や機械をご提案するのが生業だから、
  まあ、酒つくりのことを知らなくてもよいのかもしれない、
  むしろお客様からは「酒つくり体験する暇があったら
  安くて良いキャップを研究しろー」とお叱りを受けそうです。
しかし、やはり、酒つくりを知った上で
  我が生業に取り組むことができれば「うれしい」。
当社の販売する資材や機械は工業製品ではあるけれど、
  単なる工業製品の供給者としてではなく、
  「酒文化」の一端を担う者として資材や機械を提供すること、
  に取り組んでいきたいと考えております。
(追記:近いうちに焼酎と泡盛も体験したいと念願しています。)
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さて、ビジネス。当社の商品ご紹介です。
●▲■ ご紹介アイテムその1:KKディビジョン ●▲■ 
  「お酒の、キャップは、きた産業」
  http://www.kitasangyo.com/Products/Data/closure/CM0404.htm
新しく作ったキャップのCMです。
  写真掲載されているお得意先の皆さん、ありがとうございます。
  写真掲載されていない皆さん、キャップなら当社にお引き合いください。
  (キャップの生産に関してISO9001の認証を取得しています)
  ●▲■ ご紹介アイテムその2:KKディビジョン ●▲■ 
  「一升びんの替栓のPETスポット箔」
  http://www.kitasangyo.com/Products/Data/closure/PET_kaesen.html
一升びんの替栓の、
  先端についているスポット箔(アルミ箔)をPETに変更した仕様。
  非常に小さなことですが、
  環境に優しいことと酒質に良いことがポイントです。ご検討ください。
  ●▲■ ご紹介アイテムその3:K2ディビジョン ●▲■ 
  セクシーなカーブ「ドレスII 180mlびん」
  http://www.kitasangyo.com/Products/Data/package/dress2.htm
人気のドレスびんシリーズの中で、
  まだ多くは市場に出回っていないのがドレスII。
  セクシーなカーブで印象的なカタチです。
  (変形びんに見えますが、びん底中心とびん口中心は一致。)
  ●▲■ ご紹介アイテムその4:K2ディビジョン ●▲■ 
  ピンクも登場「一升びんのバリエーション」
  http://www.kitasangyo.com/Products/Data/package/18LBIN.html
一升びんもお任せください。カラーびんが得意で特にルリ色は人気。
  最近、ピンク色!もラインナップに加えました。
(text:喜多常夫)
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http://www.kitasangyo.com/Archive/mlmg/BN_top.html
2002年5月の創刊以来のバックナンバーを収録しています。
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