●▲■ きた産業 メルマガ・ニューズ vol.64 ●▲■
    発行日:2005年 9月16日(金)
 ■アルコール飲料産業のためのクロスオーバー情報■
発行:喜多産業株式会社 http://www.kitasangyo.com

------------------< 目 次 >------------------

●▲■ 「50、50、100、100」
  捲土重来(けんどちょうらい)、「二つの100」を達成するぞ
                     (Text=喜多常夫)


ご紹介アイテム●1▲「特注びんのご紹介」
ご紹介アイテム●2▲酸化防止ブドウプレス「イナートガスシステム」
ご紹介アイテム●3▲Moriの3&4&6本スパウト充填機
ご紹介アイテム●4▲スイスMoogのタンク内部ウォッシングヘッド


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私ごとで大変恐縮だが、ついに50歳になった。

メルマガ読者の皆さんには50歳以上の人もいれば、
50歳なんてまだまだ、という人もいると思うが、
なにしろ半世紀。個人的には感慨深い。

子供の頃はずいぶん体が弱かったけれどなんとか無事ここまできた、
まったくの健康体とは言いがたいが楽しみの酒も飲めるし、
「一病息災」(全く健康より、病の一つぐらいある方が長生きできる)
ということもあるしな、、、などと思いながら誕生日を迎えた。


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50年、半世紀は世の中が変わるに十分な星霜である。


●40年ほど前、子供時代は、
満員電車でも喫煙可能で、タバコを吹かしている大人がたくさんいた。
飲酒運転は違法でなかった。父は車ででかけても必ず燗酒二合飲んでいた。
卵を食べるのは贅沢で、1週間に1個だった記憶がある。
●30年ほど前の大学時代、
習ったコンピューター言語はフォートランで、
作ったプログラムはカードにパンチして読み取り機にかけた。
経済学部は、大学によって近経とマル経(近代経済学とマルクス経済学)
があり、それを考慮して学校を選んだ。
バイクにヘルメット規制はなく、ずいぶん爽快なライディングを楽しめた。
●25年ほど前、就職した自動車会社(ダイハツ)では、
男女で定年が異なり、たしか女性57歳で男性60歳だった。
書類は手書きで、コピーは青焼き(感光紙を原稿に重ねて機械に入れる)。字が
下手な人には代書してくれる女性スタッフがいた。
外国とのやり取りには、テレックスが現役で使われていた。
●20年あまり前、喜多産業に転職した頃、
営業車にはクーラーがなく、夏は汗だく当たり前だった。
土曜日はほとんどが出勤日で、週6日稼動であった。
製品(キャップ)のほとんどは「特級、一級、二級」と印刷されていた。

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アルコール飲料業界もずいぶん変わった。記憶の範囲を書き出すと、、、


●寶酒造さんのビール事業参入・撤退を、
独占や寡占のケーススタディーとして経営学で習った者としては、
95年の地ビール解禁は夢にも思わなかった。
●系列が変わったブランドも数多い。ワインではサントネージュさん
(アサヒビールさんへ)やベルフォーレさん(シャトレーゼさんへ)、
清酒では富久娘さんや福徳長さん(オエノンさんへ)、
ウィスキーではニッカさん(アサヒビールさんへ)などが思い浮かぶ。
●焼酎乙類がこんなブームになるとは想像できなかったし、
「幻の焼酎」とはかつては考えも及ばなかった。


世界に目を向けるともっとめまぐるしい。

●ベルギーの小さなプライベートカンパニーだったインターブリューが
M&Aで見る見る成長し、ついにはブラジルのAmBevと統合して
世界最大のビール企業、インベブが出来た。
●中国のビール消費があっという間に世界一になり、
世界中のビールメーカーが殺到している。
●LVMH(ルイヴィトン・モエヘネシー)などという組み合わせは、
とても想像できなかった。
●ワインのロバートモンダビが経営不振になって
コンステレーション傘下になった。

いや、これらは50年の変化ではなく、わずか10年余りの変化だ。
50年を書けばもっとドラスティックだろう。

次の10年、20年、そして50年では
さらに想像もできない変化があるだろう。

世界、産業、ライフスタイルが変わるのは必定。
ただ、お酒は文化と密接にかかわっている、
そのことに変わりないと思うが。

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さて、タイトルの「50、50、100、100」である。

「五十肩」という病をご存知だろうか。
恥ずかしながら、ここ数ヶ月五十肩で苦しんでいる。
私の場合、特に夜寝るときに肩がとても痛くて寝られない。

「五十歳で五十肩」とは、
語呂はいいけど、願い下げたい状況である。
ややこしいので書かないが他にもあって、
「一病息災」と冒頭書いたが「三病息災」ぐらいか。

なんとか、健康でいたいものである。

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健康維持・回復のため、今年は「二つの100」を目標にしてスタートした。


一つ目「年間100日以上酒を抜く」。

仕事柄、お酒を飲むチャンスが多いし、なにより楽しみでもある。
清酒、ビール、ワイン、焼酎、泡盛と手変え品変え飲んでいる。
ただ、こんな調子で飲んでいるとそのうち肝臓がおかしくなって
好きなお酒も飲めなくなるのではと危惧。

すでに去年までも週に一回はお酒を飲まない
(月曜日断酒、ノー・マンデー、飲まんデー)を心がけていたが、
今年から週に二回は酒を抜くことに挑戦中。
1年間は52週あるので、週二回で100日以上達成になる予定。

(ただこれには重大な欠点があって、週二日も酒を抜くと
飲める日に飲む量が多くなりかえって総量増加、と反省している。)

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二つ目「年間100km泳ぐ」。

昔から腰痛(椎間板ヘルニア)が持病で、
その対策で15年以上プールで水泳を続けている。
週に1、2度は通う。おかげで近頃は腰痛をほとんど感じない。

25mプールなので20往復で1kmの勘定。
泳ぐたびに距離を手帳にメモしておくと年間何キロ泳いだかがわかる。
近年は週に1〜1.5kmのペース、年間50kmとか70kmとかであった。
2005年に当たって、「よおし、今年は週2km、年間100km」と計画した次第。

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誕生日を迎えたというのに前途多難である。
五十肩という状況は、
実は、ついお酒が飲みたくなるうえ、水泳もやりにくい。

が、年末まであと15週間ある。
捲土重来(けんどちょうらい)、なんとか「二つの100」を達成するぞ、
と奮励努力している今日この頃である。
(首尾よく達成できれば、またご報告することとしたい。)

               (text:喜多常夫)


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さて当社の商品ご紹介です。

●▲■ ご紹介アイテムその1:K2ディビジョン ●▲■ 
「特注びんのご紹介」
http://www.kitasangyo.com/Products/Data/package/custombottle.htm

きた産業ではお客様のイメージにあったガラスびんを
留め型で承ります。
デザイン提案力と小回りを利かせた対応を自負しています。


●▲■ ご紹介アイテムその2:ROOTSディビジョン ●▲■ 
酸化防止ブドウプレス「イナートガスシステム」
http://www.kitasangyo.com/Products/Data/brewing/DIEMME_Inertgas.htm

特に白ワイン用のブドウ品種の場合、
酸化を防止することで品質をおおきく改善できる事が
知られるようになりました。

DIEMMEが2003年から発売している
「イナートガスシステム」のオプションは
嫌気的環境下で搾汁可能です。


●▲■ ご紹介アイテムその3:ROOTSディビジョン ●▲■ 
Moriの3&4&6本スパウト充填機
http://www.kitasangyo.com/Products/Data/machine/mori_filler.html

ワインや焼酎でよくご採用いただいている
イタリアMori社のマニュアル充填機。

より使いやすくモデルチェンジしたほか、
新しく4本スパウトをラインナップしました。
魅力的な価格もウリです。


●▲■ ご紹介アイテムその4:ROOTSディビジョン ●▲■ 
スイスMoogのタンク内部ウォッシングヘッド
http://www.kitasangyo.com/Products/Data/brewing/Tankwasher.htm

タンク内部でスプレーノズルを360度死角なく回転させます。
高圧洗浄機を接続して使用。
一般的なスプレーボールに比べ洗浄が格段に行き届きます。
スイス製。


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●▲■バックナンバー閲覧可能!「メルマガ・クロニクル」

http://www.kitasangyo.com/Archive/mlmg/BN_top.html

2002年5月の創刊以来のバックナンバーを収録しています。
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