●▲■ きた産業 メルマガ・ニューズ vol.171 ●▲■
     発行日:2012年9月7日(金)
  ■アルコール飲料産業のためのクロスオーバー情報■

発行:きた産業株式会社 http://www.kitasangyo.com

 

------------------< 目 次 >------------------

●▲■ 清酒工場 watching in 台湾 ●▲■ 

●■台湾でシェア6割の「玉泉清酒」(TTL)と
マイクロ・サケ醸造所の「初霧」(霧峰郷農会酒荘)
▲■おまけ:台湾で感じたこと・・・「国家とは何か」

             (text = 喜多常夫)

 

ご紹介情報 ●1▲ 「製品カタログ集」のサムネイル化敢行
ご紹介情報 ●2▲ ラボ用ビール缶充填機「Beer Radix IV」
ご紹介情報 ●3▲ 炭酸ガス飲料の試作に「タンサン・ロボ」

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現在、日本以外で清酒をつくる国は、
アメリカ、韓国、台湾、ブラジル、カナダなど10カ国。
http://www.kitasangyo.com/Archive/Data/10_countries_sake.pdf

10カ国のなかで一番歴史の古い国は韓国(朝鮮半島)で、
日本の統治開始(韓国併合:1910年)よりも前の、
1880年前後には釜山付近で日本人が清酒造りを始めたそうです。
(このころすでに釜山に日本租界−日本人居留地−があった)
以来今日まで約130年間、「継続的」に清酒が生産されています。

2番目にに古いのが台湾で、
こちらは日本の統治開始(清国から台湾の割譲:1895年)の後で、
1900年すぎに台湾北部で日本人が清酒造りを始めたようです。
(当初は再生清酒−合成清酒のようなモノ−だったようですが)
ただし韓国と違って「中断」期間があります。(後述)

 

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さて、
前回の「日本のお酒・ビール watching in 台湾」に続き、
今回は「清酒工場 watching in 台湾」です。

 

6月に醸造機器組合主催の台湾視察旅行に参加して、
「TTL」(台湾タバコ&リカー社)の清酒工場を見学しました。

また、視察グループから半日抜け出して、
台中近郊で小規模に清酒を造っている、
「霧峰郷農会酒荘」も見てきました。

今回はその2つの台湾清酒工場見聞記。

●「TTL清酒工場」
■「霧峰郷農会酒荘」
と●■マークで区別して比較しながら書きすすめます。

(2012年現在、台湾で清酒を醸造しているのはこの2社ですが、
事情通によれば、台湾ではほかに、
バルク輸入清酒で製品化して販売している会社が2社、
受注があれば清酒の醸造ができる会社が1社、あるようです。)

 

 <銘柄>
●「玉泉清酒」
■清酒「初霧」

 

 <生産量>
●「玉泉清酒」の生産量はピーク時に十万石以上もあったそうですが、
現在はその1/10程度で、2011年は1万石強。
(工場見学では「1万石」と説明されましたが、
別のTTL事情通は「1万数千石」といっていました。)

一方、2011年に日本から台湾に輸出された清酒は9,000石強なので、
台湾の清酒消費に占める「玉泉清酒」のシェアは約6割と圧倒的。
日本製清酒のシェアは残りの約4割です。
(日本ブランドのトップは月桂冠で、シェアは20%強。
台北で見た限り、月桂冠のコンビニ配荷率は圧倒的でした。
以下、松竹梅、大関など、大手ブランドが強い市場です。)

■清酒「初霧」は店頭販売中心で、
年間生産量は100石内外。ごくごく小規模。

 

 <会社>
●「玉泉清酒」をつくる「TTL」(Taiwan Tobacco & Liquor Co.)は、
日本の「JT」のように、台湾公売局が民営化された会社で、
漢字表記は「臺灣?酒股?有限公司」。
酒類全般を製造していて、
TTLのビールは台湾におけるシェアが75%!であるほか、
紹興酒、ワイン、そして清酒も製造しています。
また、多くの輸入酒の販売代理権ももつ巨大企業です。

そのルーツは日本統治時代の台湾総督府の台湾専売局。
1922年に民間数社の清酒事業を専売に移管して、
政府管理下で清酒を製造しはじめました。
日本ではアルコールは専売にしましたが、酒は民営でした。
しかし、台湾では酒を専売にしたのです。

清酒製造は、
終戦までは日本政府の元で、終戦後は台湾政府の元で、
1973年まで継続して行われましたが、需要低迷で中断。
(1972年12月の日本醸造協会誌に中華民国の清酒事情として
「特急清酒(と言う名前の商品だった)は今や斜陽の途上」
「アル添なし、濃醇にして辛口、色は黄色」の記述があります。)

ところが90年代、台湾では一大日本酒ブームになり、
1996年には3万2,400石もの清酒が日本から輸出されました。
(現在の輸出トップの米国向け2万2,600石(2011年)よりはるかに多い。
注:1石=一升壜100本=180リットル。いつも昔の単位ですいません。)

そこで1997年から「玉泉清酒」のブランド名でTTLが製造を再開。
現在に至ります。

■「初霧」をつくる霧峰郷農会酒荘は「霧峰区農会」が経営。
「霧峰」は台中(タイチュン)近くの都市の名称、「農会」は農協のこと。
霧峰区農会は盛大な組織のようで、
その本店ビルは外観も内部もまるで銀行のように立派でした。

米(コメ)は台湾でも主食だけれど、
日本と同様、近年、消費量は減少の一途だそうです。
そこで農会が、地元の米を活かすため2008年に設立した醸造所。

日本の廣井忠夫さん(元、新潟県醸造試験場長)が、
この地の米(香り米)を活かした酒造りを指導した、
とパネルで紹介されていました。

 

 <工場の場所>
●TTLの工場は台湾各地にありますが、
玉泉清酒をつくる工場「TTL林口酒廠」は、
台北市内から車で30分ほど。観光酒蔵になっています。
http://event.ttl-eshop.com.tw/lk/

因みに「酒廠」の「廠」は最近なじみが薄い漢字ですが、
「工場」の意味で、日本語発音は「しょう」。
かつては、海軍工廠、陸軍工廠等、よく使われていました。
今も沖縄で泡盛などの社名で使われていますね。

■霧峰郷農会酒荘は台中駅から車で20分ほど。
観光酒蔵、またはミニサケブルワリー。
古い米蔵(日本統治時代のもの)を改装した
ショップのディスプレーはとてもセンスがいい。
http://www.wffa.org.tw/front/bin/ptlist.phtml?Category=272019

今や台中は台北から台湾高鉄(新幹線)で1時間なので、
半日あれば見に行くことができます。

 

 <製造設備>
●TTLはかつて10万石以上造っていただけあって
清酒の醸造設備は「巨艦型」。
灘・伏見大手の清酒工場を思い起こさせます。
当然ながら製造工程は日本と全く同じで、
精米、蒸米、搾りなど機械設備はほとんど日本製。
(かつては林口酒廠で紹興酒を造っており、
紹興酒用設備として導入されたものが多いそう。)
なお、酵母も協会酵母です(日本から購入)。

林口酒廠にはかつて製壜工場まで併設していたそうです。
(日本のキリンビールやアサヒビールも、かつて
自前の製壜工場や王冠工場を持っていた時代がありました。)

■霧峰郷農会酒荘のショップの奥には、
清潔でコンパクトな清酒工場があります。
搾り機は日本製(ヤブタ)、蒸米機は台湾製など、
日台混成の設備。
なお、精米は通常の精米機ではうまくいかないので、
TTLに依頼しているそうです。

 

 <一番高い清酒?>
●レギュラーの「玉泉清酒」(600ml壜)は、
台湾ではどのコンビニにも必ず売っていて、160元くらい。
一方、一番高い製品は最近発売された60%精米の
吟醸酒「台湾之美」で、一升壜入り1,000元(約2,700円)。

■一方、「初霧」で一番高いのは「大吟醸」。
720ml壜入りで直営ショップ特価で2,200元(約5,900円!)。
試飲させてもらいましたが、
これは素人感覚でも素晴らしい出来栄えでした。
今年5月に広島の新酒鑑評会の利き酒に参加したのですが、
その経験に照らすと日本の鑑評会でも金賞が取れそうに思いました。

先述した廣井忠夫さんの指導のほか、
日本の酒蔵で実地研修を重ねているそうで、
その成果が現れているのでしょう。

 

 <清酒の輸出>
●輸出は今は多くないようですが、
TTLは中国向けには継続的に輸出していて、
今後拡大を見込む案件もあるようです。
なお、日本向けは過去にごく少量輸出実績がある程度。

■霧峰郷農会酒荘で造っている清酒は、
もとより絶対量がごくわずかですが、
中国向け出荷があるそうです。

 

 <清酒以外に作っているお酒>
●TTLの林口酒廠では清酒のほかにワインも造っていて、
生産量は清酒よりワインのほうが多い。
(台湾におけるTTL製ワインのシェアは約15%。
トップシェアはフランス製ワインで約30%だそうです。)

ワインの商品名は「紅麹葡萄酒」で、
名前の通り、麹菌を使った独特の製法。色も結構濃い。
原料ははチリからバルク輸入したカベルネS果汁などです。
清酒とワインの両方を大規模に造る工場、というのは珍しいですね。

■霧峰郷農会酒荘では、
減圧蒸留機(日本製)で米焼酎も製造しています。
むしろ焼酎のほうが人気が高いようで、
生産量は清酒の数倍だそうです。
「香り米」という特性を活かした焼酎です。

 

 

以上の見聞記の写真資料は、アーカイブに収録しています。

●▲■ ご紹介情報 アーカイブ資料 ●▲■
「清酒工場 watching in 台湾」(2+3ページ)
http://www.kitasangyo.com/Archive/Data/Sakeplant_Taiwan_2012.pdf

霧峰郷農会酒荘は、いわば「マイクロ・サケ醸造所」です。

アメリカでは「クラフトビール(マイクロ・ビール醸造所)」が、
90年代以降、劇的に成長しましたが、
世界では、清酒のほかにもマッコリやワインなど
ビール以外の「マイクロ醸造所」が
出現しはじめています。

25年前、「コンビニ」というビジネスモデル
(=「マイクロ・ショップ型」または「ユビキタス型」)、
がこれほど成功するとは思いもよらなかったけれど、
いまや日本やアジアの流通を席巻しています。

コンビニほどではないにしても、
「マイクロ醸造所」は(「マイクロ蒸留所」も、)
アルコール飲料産業にとって
新しいビジネスモデルになりうるものだと思います。

 

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なお、アーカイブ資料の3〜5ページには、
TTL林口酒廠の壁面にあった
「台湾?酒百年回顧」という展示の
スナップ写真を拡大掲載しておきました。

これは、1900年から現在に至る、
台湾のお酒各種の「ラベル」150点あまりを展示したもの。

  ■日本統治時代の「白鹿」「白鶴」「エビスビール」
   ■台湾のビール「高砂ビール」(エビスとそっくり!) 
    (注:古来、日本では台湾を高砂国と称しました)
   ■日本政府専売局の清酒「福禄」「凱旋」「瑞光」
   ■台湾政府公売局の清酒「特級清酒」
   ■台湾で造られていた「泡盛」(知らなかった!)
   ■人気だった「虎骨酒」(虎の骨を浸漬した薬酒!!)
   

などなど、
台湾酒類産業史の好資料と思い、記録したものです。

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▲■おまけ:台湾で感じたこと
             ・・・「国家とは何か」

海外を旅すると色々なことを感じ、考えさせられるもの。
お酒とは関係ないのですが、
台湾に行って感じたことを書きとめておきます。

 

<エピソード▲1■>

台湾旅行から帰ってしばらくして、
ロンドンオリンピックが開催されました。

オリンピックの開会式の入場行進を見ていると、
台湾チームのプラカードは「Taiwan」ではありませんでした。

今回のオリンピックに始まったことではありませんが、
台湾は「Chinese Taipei=チャイニーズタイペイ」という名で紹介され、
旗手が持つのは台湾国旗(青天白日旗)ではありません。

チャイニーズタイペイは、
国家承認問題を棚上げにして、
台湾の外交的孤立を緩和し、国際社会に参加できるように、
オリンピックや国際機関などで用いられる台湾の呼称です。
(Wikipedia)

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台湾には、
「領土があって、国民がいて、政府があって、
長年の間、平和的に実効支配している。」
(これが「国家の必要条件」だそうです。)

にもかかわらず、日本を含むほとんどの国が、
台湾を国家として承認していません。

今は緩和されたましたが、
少し以前、羽田が国内線専用飛行場だったとき、
台湾行きの中華航空機だけは羽田から飛んでいたのは印象的でした。
台湾を独立国家と認めないので、
成田発着を認めていなかったのです。

台湾(中華民国)は
1970年代に中国(中華人民共和国)と入れ替わりに国連から追放されて、
その後、現在に至るまで国連にも加入できていません。

 

<エピソード▲2■>

司馬遼太郎の「街道をゆく」シリーズは今もファンが多い。
全43作もあるなかには海外版もあって、
その一冊に「台湾紀行」があります。

今回の台湾旅行のあと、読み返してみました。
1990年代終わりに編まれた本で当時は相当話題になったし、
台湾でもベストセラーになったそうです。

その「台湾紀行」の最初の章は、

  「国家とは何か」

というタイトルで始まります。

 ●17世紀の台湾はどの国にも属していなかったこと。
  ●当時、オランダやスペインが台湾の一部を占拠していたこと。
  ●鄭成功(ていせいこう、日本の平戸生まれ、母は日本人、
   近松門左衛門の「国性爺合戦」で有名)がオランダを駆逐し、
   台湾を占拠したこと。
  ●その後、鄭家が中国の清に帰降したことで、
   台湾は清国の判図となった。けれど、なお海外扱いだったこと。
  ●明治4年、台湾に漂着した琉球島民が台湾山地人に殺されたとき、
   日本はまず、明治5年に琉球王国を日本の琉球藩にして(琉球処分)
   琉球島民を日本人としてから、台湾東部に出兵したこと。
  ●清は明治18年に台湾省とし、初めて清国領であると明確化したこと。
  ●その10年後、日清戦争で台湾が日本の判図となったこと。
  ●50年間続いた日本統治は世界大戦の終了とともに終わったこと。

そんな400年間の歴史事情を紹介したうえで、
台湾各地での日本語を話す世代の人達との出会いを通じ、
独特の筆致で台湾と日本とのつながりを語っています。

山地人(中国人が来る前からいる台湾先住民)の部族間の共通語が
今でも日本語である、というのは驚きでした。

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日本が去った終戦後、
多くの台湾人は平和が来る、と思ったけれど、
実際には大陸の中華民国政府が台湾を「接収」したような状態で、
台湾人の特にエリート層に凄惨な弾圧を行いました。
(日本の「二二六事件」と2日違いの)「二二八事件」といいます。

台北中心部に「二二八記念公園」と「二二八記念館」があります。
今回の旅行で自由時間に訪れてみましたが、
悲惨さは、広島の原爆記念館や、
ソウルの戦争博物館(朝鮮戦争の博物館)と
共通するものがあります。

そして21世紀の今も、
中華人民共和国の「一つの中国」政策によって
多くの国から国家として承認されていない。

台湾は本当に複雑な歴史背景のある国です。

 

 

<エピソード▲3■>

2012年は、台湾では民国歴101年です。

日本で年号に「平成」を使うように、
台湾では「民国歴」をビジネスや公文書に使います。

国の元号は、普通なら
「独立して何年」「新しい君主になって何年」、
ということになるのでしょうが、
台湾の日本統治が終わったのは67年前、終戦の1945年。

では、101年前の1912年になにがっあったかというと、
孫文が大陸で中華民国臨時大総統に就任した年なのだそうです。

中華民国は孫文から蒋介石に受け継がれ、
中国から台湾に持ちこまれました。

民国歴は、元年から33年までは台湾領地内では存在せず、
34年(終戦の1945年)が台湾での始まりです。

年号のルーツが、
台湾がまだ日本統治下にあった時代の、
台湾ならぬ大陸における中華民国成立の年であることに、
複雑な政治的背景を感じざるを得ません。

 

 

<エピソード▲4■>

台湾の最大の観光スポットは台北の故宮博物館。
ルーブル・大英・故宮が世界三大博物館だそうです。
今回も故宮の訪問がスケジュールに組み込まれていました。

「中国人で大混雑なので朝一番に行きましょう」
という台湾人ガイドさんに従って、我々一行は開館時刻前に到着。
しかしその時点ですでに、
ビックリするくらいの大勢の中国人の団体観光客で、
あふれていました。
この1〜2年、連日このような状態だそうです。

故宮博物館には5年ほど前と10年ほど前にも来たことがあって、
その時は個人でゆっくり展示品をみることができました。
しかし今回は有名な展示品の部屋では、
中国人の人だかりと行列ができて入場制限。
なかなか動いてくれないし、結構な大声で騒然とした感じ。
(30〜40年前の世界各地における日本人団体客も、
まあ似た状態だったかもしれませんが。ただ、人数が違う。)

我々はガイドさんがうまくポイントを案内してくれましたが、
一般の個人旅行者は見るのが大変そうでした。

いま、世界中で中国旅行者がブームですが、
台湾でも数年前から、
メインランド中国からの旅行者の一大ブームのよう。

「台湾を国家として認めない当事者」の中国から
民間の観光客が大勢押し寄せるとは!

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しかし、大勢の中国人が、
台湾の文化・経済を呼吸して中国に帰ることは、
悪いことではないと思います。

一方で、例えば台湾の代表的企業の一つ、ホンハイは
(シャープへの出資で一躍日本での知名度が上がった)
100万人(!)もの中国人従業員を擁する工場を中国本土で運営して、
iphoneやipadを生産しているそうです。

やや危うさも感じるものの、
中台の民間交流は急激に進んでいるようです。

交流が盛んになることは、
依存度合いも高くなるということ。

70年代から40年間続く「国家承認問題」、
17世紀から400年間にたわる「国家とは何か」という問いかけ、
が結論に至らないまでも、
2010年代は共存へ前進する10年になってほしいと思います。

                 (text: 喜多常夫)

 

 

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さて、情報紹介です。

 

●▲■ ご紹介情報 その1:KK+K2+ROOTSディビジョン ●▲■
「製品カタログ集」のサムネイル化敢行

手間がかかるので長年懸案のままだった
ホームページのカタログ検索ページの
「サムネイル化」(ミニ画像表示化)をようやく敢行しました。

「キャップ・クロージャ」の検索ページ
http://www.kitasangyo.com/Products/cap_closure.htm
「缶・びん詰機とパッケージングマシン」の検索ページ
http://www.kitasangyo.com/Products/packaging_machine.htm
「ワイン・ビールやお酒の醸造機械」の検索ページ
http://www.kitasangyo.com/Products/brewing_machine.htm

検索しやすくなったと思いますので、是非ご覧ください。

 

●▲■ ご紹介情報 その2:ROOTSディビジョン ●▲■
ラボ用ビール缶充填機「Beer Radix IV」
http://www.kitasangyo.com/Products/Data/machine/Beer_RadixIV_J.pdf

「Beer Radix(ビア・ラディクス)」は、
世界に類を見ないラボ用ビール缶充填機です。

充填によるDO(溶存酸素)増加量をきわめて低くコントロール可能。
ビールに限らず、飲料や食品なども含め、
研究所やパイロットプラントの缶詰設備ならお任せください。

英語版資料もあります。
http://www.kitasangyo.com/Products/Data/machine/Beer_RadixIV_e.pdf

ボトル缶用の「BRZ」もあります。
http://www.kitasangyo.com/Products/Data/machine/BRZ_JPN_ed01_1.pdf

 

●▲■ ご紹介情報 その3:ROOTSディビジョン ●▲■
炭酸ガス飲料の試作・小規模生産に「タンサン・ロボ」
http://www.kitasangyo.com/Products/Data/gas/TAN3ROBO_50_30.pdf
http://www.kitasangyo.com/Products/Data/gas/TAN3ROBO_150_100_WOP.pdf

発泡飲料の試作・小規模生産のためのパイロットプラント。
高耐圧(0.4〜0.5MPa)タンク、
セラミックストーンによるカーボネーション。

30リットル、50リットル(専用チラーで冷却)と
100リットル、150リットル(冷凍機搭載)の
各容量があります。

炭酸ガス添加のことなら、
ラボスケールから量産設備までお任せください。

「マイクロバブル」、「ナノバブル」技術についてもご照会ください。

 

 

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