●▲■ きた産業 メルマガ・ニューズ vol.10 ●▲■ 
    発行日:2002年09月04日(水) 
 ■アルコール飲料産業のためのクロスオーバー情報■
発行:喜多産業株式会社 http://www.kitasangyo.com
------------------< 目 次 >------------------
 ●1▲ 一升壜のための「防錆替栓」
 ●2▲ 「カラフェ500びん」、新色加わる!
 ●3▲ 「クリアカートン」、汎用品リスト付き
 ●4▲ スイス製、「ロトジェット」樽洗浄器
   ●● 沖縄の夏休みで感じたこと、2題 ▲▲
(第一話)<現地で飲む酒はおいしい>の法則:泡盛は元気
  (第二話)<沖縄平和祈念資料館>で思う
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「前段文章が長くてなかなかカタログに行き着かない」との
ご指摘がありましたので、今号はまず「ご紹介アイテム」から。

●▲■ご紹介アイテムその1:KKディビジョン●▲■ 
一升壜のための「防錆替栓」
http://www.kitasangyo.com/Products/Data/closure/BOSEI_KS.html

清酒・焼酎メーカーの皆さん、替栓の錆の問題を経験したこと
があると思います。当社の「防錆替栓」はカタログ記載のリスト
のとおり、全国の有力メーカー様でご採用いただいています。
価格もリーズナブル。ぜひ、ご検討ください。

●▲■ご紹介アイテムその2:K2ディビジョン●▲■ 
「カラフェ500びん」、新色加わる!
http://www.kitasangyo.com/Products/Data/package/DecanterBin.html

「カラフェ500」に、新色「ルリ色」が加わりました(カタログ下部
の入れ込み写真参照)。ワインに、清酒に、焼酎に、量り売りに、
そしてレストラン内での繰りかえし使用(イタリアではこのびんが
レストラン内のミネラルウォーターの繰り返し使用−空きビン排出
抑制のためのECO対策−に使用されています)にも!利用可能。 
コルク打栓の方法も色々ご提案できます。ご照会ください。

●▲■ご紹介アイテムその3:K2ディビジョン●▲■ 
「クリアカートン」、汎用品リスト付き
http://www.kitasangyo.com/Products/Data/package/CLEAR_CARTON.html

商品を際立たせる、透明ケースです。カタログ2ページ目に汎用品を
全高順で並べたリストをつけています。価格は営業部にご照会ください。

●▲■ ご紹介アイテムその4:ROOTS(ルーツ)ディビジョン ●▲■ 
スイス製、「ロトジェット」樽洗浄器
http://www.kitasangyo.com/Products/Data/brewing/Roto_jet.html

オーク樽はワイン以外に焼酎でも多く利用されるようになりました。
高圧洗浄器を接続して使用する樽内部洗浄器です。
内部ノズルが3次元で回転し、デッドスポットなく洗浄します。
樽ラックに積み上げたままで洗浄できるタイプもあります。

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さて本文です。9月に入りましたが、大阪では暑い日が続きます。
先月、私(喜多)は短い休暇をとって沖縄に行ってきました。

(第一話)沖縄のお酒といえば泡盛。沖縄料理と合わせて楽しむ
クース(泡盛の古酒)、海岸で本を読みながらちびりちびりやる泡盛、
とてもおいしかった!です。からっとした風土のせいか、
料理との相性のせいか、はたまたコバルトブルーの海を見ながら
飲むせいなのか、、、 とにかく沖縄で飲む泡盛は、
なぜか大阪や東京で飲む泡盛と違う感じがしますね。

<現地で飲むお酒はおいしい>の法則、が顕著に現れている例
でしょう。個人的経験でも、いくつか鮮明な記憶があります。
  あの蔵元で飲ませてもらった搾りたての清酒、
  ヴィンヤードの景色を見ながら味わったあの赤ワイン、
  某ディスティラリで味わったあのウィスキー、
、、、などと思い出していくと、やはりお酒は現地がおいしい。
これは、<できたてのお酒はおいしい>の法則(これも重要法則)
と同じに見えて、実はちょっと異なるものだと思います。

ビールでも、ロンドンのパブで飲むなら生ぬるいエール、
南ドイツならバイツェンがおいしい、アメリカで飲むなら
バドワイザーやクアーズが意外やおいしい、と感じます。
醸造所が近くて鮮度が高い影響もあるのでしょうが、
それ以外の要因もあり、と思います。

家庭菜園をやっている人から、朝とったネギ、ジャガイモ、玉葱
をもらって、それを鍋にしたりサラダにしたりするととてもおいしい。
採れたて野菜はスーパーの野菜となぜあんなに違うのかと思いますが、
これは、<採れたて野菜はおいしい>の法則。
<できたてのお酒はおいしい>の法則は、
<採れたて野菜はおいしい>の法則に近いでしょう。

算式化してみると、、、 
 「<現地で飲むお酒はおいしい>の法則 =
     <できたてのお酒はおいしい>効果 +
       <伝統、風土、食文化の見えざる影響>効果」
という足し算で表現できる、故ニ<現地>法則ガ一番効果大ナリ、
と思いました。お酒のマーケティングの難しさ、ですね。

いくつかの泡盛メーカーさんを観光で見て回ったのですが、
そのとき感じたのは、皆さん元気がいいこと。
 某泡盛メーカーさん直営レストランに行ったら平日昼間で満員御礼、
 某蔵元の見学にいったらISO認証取得が誇らしく飾ってある、
 某社さんでは新製品の「もろみ酢」(泡盛蒸留かす(カシジェー)は
  クエン酸が多くて健康によいと人気)が良く売れて品薄、
などなど、他酒類メーカーさんにくらべて、元気の良さを感じました。
ますます発展されることを祈っています。

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(第二話)沖縄の8月といえば、戦争の悲惨な記憶を思い出さざる
を得ません。摩文仁(まぶに)の丘にある「沖縄平和祈念資料館」
http://www.peace-museum.pref.okinawa.jp/index.asp にいきました。
2000年から新しく開設されたものですが、沖縄ではぜひとも
見るべき場所だと思いました。沖縄戦の悲惨な経験を、映像や写真、
実体験者の文章などを交えて展示してあり、見学者には「戦争を
二度と起こしてはならない」という意思が鮮明に伝わってきます。

資料館の前にずらりと並んでいる「平和の礎(戦争犠牲者名の石碑)」。
沖縄戦で亡くなった23.8万人分の氏名が刻んでありますが、
うち1.4万人分はアメリカ人だということは初めて知りました。
米軍の攻撃で亡くなった方の遺族にとっては、身内の氏名と
攻撃した側の氏名が同じ場所に刻まれているのは複雑な気持ち
とは思いますが、「戦争資料館」ではなく「平和祈念資料館」である
趣旨を見事に具現されていると思いました。

小生、戦後生まれですが、子供のころ親から戦争体験を聞かされたり、
まだ残っていた防空壕跡で遊んだり、実家の軒先に不発焼夷弾の貫通
した穴が残っていた(!)のを覚えている、すこしは戦争の
記憶の糸がつながっている世代です。
戦争をまったく知らない多くの人達に、戦争は繰り返してはならない
ということを伝えていかねばならない、と改めて実感した次第です。

この沖縄平和祈念資料館の分館をアメリカのワシントンに作ればよい
のではないか、とも思いました。今にもイラクを攻撃しそう
(事情はどうあれ)なアメリカ大統領に、是非見てもらいたいです。

日本人がよく行くハワイやグァム・サイパンにも戦争の記憶を
とどめる施設がもちろんあるのですが、
訪れる日本人は非常に少ない、と聞いたことがあります。
せめて沖縄に行くなら、平和祈念資料館を見てほしいとおもいます。
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もっと時間をかけて沖縄平和祈念資料館を見たかったのですが
飛行機の時間があり、後ろ髪ひかれる思いで飛行場に向かいました。
空港では、もちろん多くの泡盛がお土産に売っていましたが、
琉球ガラスの壜などに混じって、
喜多産業のガラスびんも多くご採用(!)いただいていました。
心から、御礼申し上げます。
泡盛メーカーの皆様にもっとご採用いただける提案をしますので、
今後ともよろしくお願いします。

以上、沖縄の夏休みで考えたこと、2題でした。(text:喜多常夫)
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